入れ歯について
自然な入れ歯でQOLの向上を目指します
入れ歯には複数の種類があり、口腔内の状態や患者さんご自身が求めるものにより適切な入れ歯が違います。当院では、院内併設のグループ技工所と連携し、患者さんに合った精度の高い入れ歯を作製します。歯を失ったかたや、今使っている入れ歯に違和感のあるかたは当院までご相談ください。
- 入れ歯が外れやすい
- 入れ歯が破損した
- 入れ歯に違和感がある
- 入れ歯と気づかれたくない
- 入れ歯が痛い
- 歯を失ってしまった
当院の入れ歯
ご自身の歯のような
噛み心地
当院では院内併設のグループ技工所にて入れ歯の作製を行うため、歯科医師と技工士の連携が取りやすく、患者さんの口腔内の状況や噛み合わせを考慮し、ご希望をできるだけ反映させたご自身の歯のような使い心地を実現します。
保証制度(院内規定による)の導入
自費で入れ歯を作製した場合、保険適用のものと比べ使用感が良いものが得られますが、費用が高くなってしまいます。もしも入れ歯に不具合が起きた時は、修理や調整が必要になります。当院では、最長2年間の保証(医院規定による)を設けておりますので、万が一の際には当院までご連絡ください。
自費の入れ歯と
保険の入れ歯の違い
自費の入れ歯 | 保険の入れ歯 | |
---|---|---|
素材の選択 |
◎
ご希望に合わせた 素材を選ぶことができる |
× レジンに限られる |
装着時の違和感 |
〇
素材によって 違和感がほとんどない |
△
食べ物の温度が感じにくい などの違和感がある |
噛み心地 | 〇 しっかりと噛める | △ しっかりと噛みにくい場合がある |
耐久性 |
〇
素材によって 10年以上使えるものもある |
△ 3年~5年 |
審美性 |
〇
お口になじむ 自然な見た目のものもある |
△
比較的周囲に 気づかれやすい |
メンテナンス |
△
年に数回の メンテナンスが必要 |
×
定期的な 再作製が必要 |
入れ歯の種類
金属床義歯
入れ歯の床部分に金属を使っており、強度を保ちつつ薄く作ることができるため、違和感が少なくご自身の歯のように食事を楽しめます。金属部分は汚れが付着しにくいため清潔に保つことができ、丈夫で壊れにくいといったメリットがあります。
ノンクラスプデンチャー
一般的な部分入れ歯は、金属の留め具(クラスプ)で隣の歯を支えにしているため、健康な歯に負担がかかります。ノンクラスプデンチャーは、歯ぐきに似た色の樹脂をはめることで外れにくくしており、痛みや違和感が少ない自然な仕上がりの入れ歯です。
インプラントオーバーデンチャー
顎の骨に土台となるインプラントを2~6本埋没させ入れ歯を固定する方法であり、入れ歯がずれたり外れたりしないメリットがあります。また、違和感が少なく、安定感があるため強い力で噛める特徴もあります。
マグネットデンチャー
金属を埋め込んだインプラントやご自身の歯根を、磁石のついた入れ歯と磁力で固定する方法です。安定性が高く、金属部分がないため自然な見た目です。歯根がむし歯や歯周病にならないように気をつける必要があります。
BPSデンチャー(精密入れ歯)
ヨーロッパ発祥であり、BPSデンチャーシステムという入れ歯作製技術でつくられた高品質な入れ歯です。患者さんの口腔内の情報を徹底的に収集し、ご希望に沿った入れ歯を作製するため、ご自身の歯のような噛み心地とフィット感のある仕上がりになります。
費用
料金表
金属床義歯 | 250,000円~1,000,000円 |
---|---|
ノンクラスプデンチャー | 82,500円~154,000円 |
インプラントオーバーデンチャー | 350,000円~1,200,000円 |
マグネットデンチャー | 350,000円~1,000,000円 |
BPSデンチャー | 350,000円~700,000円 |
お支払方法
当院では、下記のお支払方法が可能です。
現金
現金でのお支払い
クレジットカード
※自費診療のみ
VISA/JCB/
Mastercard/など
デンタルローン
低金利分割払いでの
お支払い
医療費控除について
1年間(1月1日~12月31日)に10万円以上の医療費を支払った場合は、医療費控除によって一定の金額の所得控除を受けることができます。ご自身の支払いに限らず、生計を共にするご家族が支払った医療費も対象となります。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
注意点・リスク・副作用
・加齢による口腔内の変化により、定期的に入れ歯の調整が必要になる場合があります。
・強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。
・土台となるご自身の歯に負担がかかる場合があります。
・耐久性がやや劣るため数年後に再作製が必要になる場合があります。
・金属の種類によってはアレルギーが出る可能性があります。
・入れ歯の種類などにより、土台となるご自身の歯を削る場合があります。
・治療時に出血を伴う可能性があります。
・入れ歯装着時に違和感が出る場合があります。
・顎の骨が痩せると入れ歯が合わなくなり、調整(修理)が必要になる場合があります。