成人矯正について
歯並びを良くすることは
口腔内の健康に繋がります
矯正治療は口元がきれいになるだけではなく、口腔内の健康維持にも大きく関わります。きれいな歯並びや正しい噛み合わせは、むし歯や歯周病のリスクを下げると言われています。当院では、マウスピース型矯正装置やブラケット矯正、舌側矯正といったさまざまな治療方法に対応しており、ご希望に沿った適切な矯正方法を専門医がご提案いたします。
こんな場合はご相談ください
- 凸凹の歯並び
- 噛み合わせが悪い
- 出っ歯
- 食べ物を噛み切れない
- 八重歯
- 下顎が出ている
- 口にコンプレックスを抱えている
- 歯の隙間が気になる
- 歯並びに不満がある
矯正をするメリット
矯正をすると見た目以外にも
こんなメリットがあります！
リスク低減
磨きやすさの向上
歯ブラシの毛先が届きにくい歯の重なりや隙間が減り、歯磨きがしやすくなります。
口腔衛生の維持
磨き残しが少なくなるため、むし歯や歯周病の原因となる歯垢が溜まりにくくなり、病気のリスクが低くなります。
しっかり噛める
噛み合わせが良くなることで、食べ物を効率よく、バランス良く噛み砕けるようになります。
消化への貢献
食べ物が細かく噛み砕かれるため、消化器官（胃腸など）への負担が減り、消化吸収がスムーズになります。
食生活の改善
噛むことで食べ物本来の歯ごたえやおいしさが深く味わえ、食事の満足度が向上します。
明瞭な発音
歯並びや噛み合わせが悪いと、舌や口周りの筋肉の動きが制限 されたり、歯の隙間から息が漏れたりして、特にサ行やタ行などの発音が不明瞭になることがあります。歯並びが整うことで、これらの問題が改善し、はっきりとした発音（滑舌）になります。
顎関節への負担軽減
正しい噛み合わせは、顎の関節（顎関節）に均等に力がかかるようにし、顎関節症（顎の痛み、カクカク音、口の開けにくさなど）のリスクを軽減します。
姿勢やバランスの安定
噛み合わせのバランスが整うことで、全身の筋肉や骨格のバランスにも良い影響を与え、頭痛や肩こりなどの不定愁訴が軽減される可能性があります。
スポーツへの影響
噛む力が安定し、身体のバランスがとりやすくなることで、スポーツパフォーマンスの向上に繋がります。
口内を傷つけにくい
出っ歯（上顎前突）などの歯並びでは、転倒時などに前歯を損傷するリスクが高くなりますが、歯並びが整うことでそのリスクが低減します。
口呼吸の改善
歯並びが原因で口が閉じにくい場合、口呼吸になりがちですが、改善により鼻呼吸がしやすくなり、口腔内の乾燥やそれに伴うリスク（風邪をひきやすい、口臭など）が減ります。
当院の成人矯正
日本矯正歯科学会認定医による治療
当院では、日本矯正歯科学会認定医によるカウンセリングと専門的な治療を行っています。歯科矯正用アンカースクリューという歯を動かす支えになる装置を用い、効率的に歯を動かすことができるため、治療難易度の高い症例も対応が可能です。十分な経験と知識を持った認定医が丁寧に処置いたします。
矯正(STb)
矯正
ピース
矯正
歯をできるだけ抜かない矯正治療を
目指します
健康な歯を抜くことに抵抗があり、矯正治療の決心がつかないかたも多くいらっしゃるかと思います。当院では、口腔内スキャナーやセファロ、CTなどの先鋭設備による検査で口腔内状況を正確に把握し、できるだけ抜歯をしない緻密な治療プランをご提供いたします。ご要望などございましたら、何なりとご相談ください。
装置の種類
マウスピース型矯正装置（ インビザライン） |
ブラケット矯正 |
舌側矯正 （リンガル矯正）  |
|
|---|---|---|---|
| 取り外しができる透明なマウスピースを使用した矯正治療です。食事や歯みがきなど普段通りに行えるため負担が少なく、矯正していることにほとんど気づかれません。1日20時間以上装着する必要があり、マウスピースの装着時間が短いと治療期間が長引く可能性があるので注意が必要です。 |
歯の表面にブラケットといわれる装置を装着し、そこにワイヤーを通して歯を動かす矯正治療です。当院では、強度と耐久性に優れたメタルブラケットや目立ちにくく透明感のある素材を使用したクリアブラケット、歯の色に近く着色しにくいセラミックブラケットのご用意があります。 |
舌側矯正は歯の裏側に矯正装置をつけるため、矯正治療していることに気づかれにくいです。職業上の理由など、矯正器具が目立つことに抵抗があるかたにおすすめです。また、舌側に矯正装置がついているため舌で歯を押してしまう癖がある場合、舌癖が改善され後戻りのリスクが軽減されます。 | |
| 取り外し | できる | できない | できない |
| 審美性 | 透明素材で目立ちにくい |
金属製のワイヤーが 目立ちやすい |
歯の裏側に装置を装着するので目立ちにくい |
| 装着時の痛み | 最初の数日のみ |
歯並びによっては 痛みを伴う場合がある |
歯並びによっては 痛みを伴う場合がある |
| 通院の間隔 | 2～3ヵ月に1回 | 月に1度 | 月に1度 |
治療の流れ
- 01 矯正相談
- 当院では矯正に関する相談に対応しておりますので、お悩みのかたはお気軽にご相談ください。患者さんの不安やご要望を伺い、丁寧にご説明します。合わせて、デジタルレントゲン撮影や口腔内検査も実施して、口腔内の状態を一緒に確認させていただきます。
- 02 精密検査
- 治療計画の作成に必要なデータを集めるため、セファロレントゲンでの撮影や、光化学3Dレントゲンなど歯型の作製を行います。また、口腔内検査により、歯科疾患の有無を確認します。もしもむし歯などが見つかった場合、矯正治療の前に歯科疾患の治療を行ってから矯正治療を開始します。
- 03 診断・治療計画
- 精密検査の結果をもとに、患者さんのご希望や歯並びに合わせた治療計画を立案します。また、費用やその他詳細までご説明しますので、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
- 04 治療開始
- 治療計画にご納得いただいたうえで治療を開始します。矯正装置の装着や調整をした後、経過観察を行うため定期的に通院していただきます。また、歯石の除去やむし歯などの歯科疾患の有無についても合わせて確認します。
- 05 保定期間
- 歯を骨にしっかりと定着させるため、保定装置（リテーナー）を装着します。歯の後戻りを防止するには、歯を動かした期間と同程度かかります。
- 06 定期メンテナンス
- 保定期間が終了した後は、経過観察と予防のために定期メンテナンスを推奨しています。噛み合わせの不具合が早期に発見できるため、ぜひご利用ください。
症例
| 施術内容 | インビザラインGO（上下顎） |
|---|---|
| 治療期間 | 6ヶ月 |
| リスク・副作用 | ・治療の初期段階では痛みや不快感が生じやすくなりますが、1週間前後で慣れます。 ・歯の動き方には個人差があるため、予想された治療期間より延長する場合があります。 ・装置の使用状況や定期的な通院など、患者さんの協力程度で治療の結果や期間に影響します。 ・状況により当初予定した治療計画を変更する可能性があります。 ・装置が外れた後に、保定装置を使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。 ・親知らずの影響や加齢などによって、凸凹が生じる可能性があります。 ・矯正治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。 |
| 費用 | 330,000円（税込） |
※表示金額は全て税込みです。
費用
料金表
（インビザライン）
| 矯正相談 | 無料 ※iTeroによる3Dシミュレーション |
|---|---|
| 精密検査 | 5,500円 |
| インビザライン | 748,000円 |
| インビザラインGo（上下顎） | 330,000円 |
| インビザラインGo（片顎） | 220,000円 |
| 調整料 | 5,500円/月 |
| 保定料 | 33,000円 |
※表示金額は全て税込みです。
インビザライン
軽度から重度の不正咬合、歯の重なり、捻じれ、咬合異常などの歯列全体の矯正が必要な患者様向けの治療法です。
治療範囲：歯列全体の矯正が可能。前歯から奥歯まで、上下の歯列全体に対応。
対応できる事例：軽度から重度の不正咬合、歯の重なり、捻じれ、咬合異常。
治療期間：通常12ヶ月〜24ヶ月程度。
インビザラインGo
軽度な歯並びの乱れ、主に前歯の歯並びや見た目を改善したい患者様向けの治療法です。
治療範囲：上下の前歯8本に限定した矯正。
対応できる症例：軽度の歯の重なり、前歯のズレ、軽い捻じれ。
治療期間：通常3ヶ月〜9ヶ月程度。
| 矯正相談 | 3,300円 |
|---|---|
| 精密検査 | 52,800円 |
| メタルブラケット矯正 | 770,000円 |
| クリアブラケット矯正 | 880,000円 |
| 裏側矯正/舌側矯正 （上下顎） |
1,320,000円 |
| 裏側矯正/舌側矯正 （上顎のみ） |
1,100,000円 |
| 保定装置（片顎） | 33,000円 |
| 処置料（来院ごと） | 5,500円 ※裏側矯正/舌側矯正は7,700円 |
| 便宜抜歯（1歯） | 6,600円 |
| 歯科矯正用アンカースクリュー （1本） |
36,300円 |
| 他院で行った矯正治療の装置を外す場合（全顎） | 22,000円 |
※表示金額は全て税込みです。
※ワイヤー矯正は矯正専門医が処置いたします。
お支払方法
当院では、下記のお支払方法が可能です。
現金
現金でのお支払い
クレジットカード
※自費診療のみ
VISA／JCB／
Mastercard／など
デンタルローン
低金利分割払いでの
お支払い
医療費控除について
1年間（1月1日～12月31日）に10万円以上の医療費を支払った場合は、医療費控除によって一定の金額の所得控除を受けることができます。ご自身の支払いに限らず、生計を共にするご家族が支払った医療費も対象となります。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
注意点・リスク・副作用
・治療の初期段階では痛みや不快感が生じやすくなりますが、1週間前後で慣れます。
・歯の動き方には個人差があるため、予想された治療期間より延長する場合があります。
・装置の使用状況や定期的な通院など、患者さんの協力程度で治療の結果や期間に影響します。
・矯正装置装着時は、歯みがきがしにくくなるためむし歯や歯周病のリスクが高まります。
・歯を動かすことで歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がったりすることがあります。
・稀に歯が骨と癒着していて歯が動かなくなったり、歯の神経が障害を受けたりすることがあります。
・装置を外す時に、歯の表面に小さな亀裂が入る可能性や、補綴物の一部が破損する可能性があります。
・装置が外れた後に、保定装置を使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・矯正治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。